2010年 ボルボV50 レビュー

ボルボの2010年モデルが発表された時いくつかの面白い変更がありました。

C30、S40、V50のシリーズはD5で知られる5シリンダーディーゼルの代わりに2ﾘｯﾀｰ、4シリンダー、ターボチャージディーゼルエンジンを新しく搭載しました。

新しいエンジンと供に新しい変速機も紹介されました。ボルボのDSGバージョンのデュアルクラッチ、インスタントチェンジギアボックス、パワーシフトと呼ばれています。

2.0Dを搭載した唯一の変速機です、パワーシフト変速機は最もスムーズにデュアルクラッチギアボックスが作動する物のひとつです。

ボルボのベイビーカー、ボルボV50は綺麗な白に仕上げられ、ヘッドライト、バックライトの周りのダークカラーが目立つようになっています。くぼんだ形のボルボラインでできた天井部もまた特徴です。

窓の主な役割は、全ての方向を見渡せるように、視界を広げることです。

もちろん、ボルボの照準点は安全性を確保することで、車内部が最優先であることを意味しています。

安全性の確保のためすべき事は、SIPSシステムの周りのドアをきちんとした形にする事です。

ドアのトップ部分の内装は、ドアが重なるところでは、ほとんど四角で、スティールが施されています。ボルボはデザインの観点からこの部分を上手く隠しており、後ろのドアまで続いています。

ここ数年このインテリアスタイルを見てきました。機器はすこしブランディングされ、ダッシュボードのプラスティックやセンターコンソールに使われているスムースメタルの品質が良くなっています。ボルボの小型車はインテリアの改良がたぶん必要でしょう。

ご存知の通り、機能性は抜群なのですが、他社の小型ワゴン車はスタイリッシュなデザインです。

シートはとても快適でシャープな見栄えです。後部座席には小さい子供用にブースターが埋め込まれていますが、チャイルドシートに関する新しい法律が国ごとにあるので、使用されるかどうかは購入者しだいです。

後部座席の足元の部分は小さい空間にも関わらず、使い勝手が良いです。出入りが自由な後部座席のドアです。フォルクスワーゲンの新しいゴルフワーゲンの505ﾘｯﾀｰには負けますが、S40よりも使い勝手がよく417ﾘｯﾀｰの空間です。

キーを回してディーゼルエンジンをかけてみましょう。窓を閉めた時、ものすごく静かです。フォルクスワーゲンやプジョーの2ﾘｯﾀｰディーゼルエンジンと同じようなスペックにもかかわらずV50のエンジンはスムーズで洗練した動きだという例えどころではないです。

パワーシフト変速機は賞賛に値します。いくつかのDSGスタイルボックスは低速の際、少し回転数がおちる傾向にありますが、パワーシフトは次のギアに入るまで回転数をさらに長く保ちます。

滑らかなギアチェンジ、リラックスした感覚を与える機能です。

ブレーキは早めに効き、よく止ります。しかしブレーキで止めた感覚はあまり無いです。

実際にこの車を買う理由は、実践的で機能性が高いので求めることでしょう。安全で利便性があり、荷物の出し入れが容易です。ただひとつライバルとして立ちはだかるのはフォルクスワーゲンでしょう。

実際に比較して見ましょう。

ゴルフはより力強く燃費が良く、十分な空間を確保しています。価格は$9000超えです。

乗り心地もよく、ハンドル操作も良くANCAPの5つ星の評価を得ています。内装はモダンですが、外装のデザインはあまり良くないかもしれません。

もしあなたが燃費がよく、安全で実践的な車が欲しいならボルボV50がお望みに応えるでしょう。

しかし、ほんの少しでもさらに安い燃費で少しでも広いスペースがある車が欲しいのであれば、他の選択肢もあります。